ガソリン価格 2週連続値下がり 新型肺炎で世界経済減速の見方

ガソリン価格 2週連続値下がり 新型肺炎で世界経済減速の見方
今週のレギュラーガソリンの小売価格は、中国での新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済の減速につながるとの見方から原油価格が下落したため、1リットル当たり151.2円と2週連続の値下がりとなりました。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、3日時点のレギュラーガソリンの全国平均の小売価格は、先週より0.3円値下がりし1リットル当たり151.2円となりました。

これは、新型のコロナウイルスの感染拡大の影響で世界経済が減速し、原油の需要が減るとの見方から先月下旬の原油価格が下落したためです。

ガソリン価格の値下がりは、2週連続です。

石油情報センターは、新型コロナウイルスの影響で足元の原油価格も下落が続いていることから、ガソリン価格は来週も値下がりすると予想し、感染の拡大が続けば、再来週もガソリン価格の値下がりが続く可能性があるとしています。