クルーズ船の133人をウイルス検査 結果判明まで全員が船内待機

クルーズ船の133人をウイルス検査 結果判明まで全員が船内待機
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新型コロナウイルスに感染していた香港の男性が乗船し、3日、横浜港沖に停泊しているクルーズ船で、厚生労働省は発熱の症状が認められた人など、これまでに乗客・乗員合わせて133人の検体を採取し、順次、ウイルス検査を行っています。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は3日夜から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊しています。

先月20日に横浜を出発し、鹿児島を回って香港に立ち寄った際、船を下りた香港に住む80歳の乗客の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

クルーズ船はその後、沖縄などを回ったあとに横浜港に戻りましたが、着岸せずに船内で乗客と乗組員全員の合わせて3700人余りを対象に検疫が行われました。

厚生労働省によりますと、4日夜までに乗客と乗員のおよそ9割の健康状態を確認し、このうち発熱やせきなどの症状があった人や症状がある人と濃厚接触した、合わせて133人から検体を採取し、順次、ウイルス検査を行っています。

133人の検査結果がいつ出るのか、めどはまだ立っていないということで、船内にいる人は検査を受けた人の結果が判明するまで、症状の無い人も含めて全員、船内で待機してもらうことにしています。

厚生労働省は症状がない人は船を下りたあと、自宅に戻ってもらったうえで、万が一症状が出た場合には保健所への連絡や医療機関の受診を呼びかけるとしています。

一方、感染が確認された香港の男性はクルーズ船で旅行中、鹿児島県の港で下船しオプションツアーに参加したということで、厚生労働省は詳しい行動歴を調べています。