新型肺炎 防護服を最大10万着追加提供へ 小池都知事

新型肺炎 防護服を最大10万着追加提供へ 小池都知事
中国の武漢を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都の小池知事は自民党の二階幹事長と会談し、現地へのさらなる支援として都が備蓄している医療用の防護服を最大で10万着程度追加で提供する考えを伝えました。
中国の湖北省武漢を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都は湖北省への支援として都が備蓄していた医療用の防護服およそ2万着をすでに送っています。

こうした中東京都の小池知事は4日、自民党本部を訪れて二階幹事長と会談し、二階幹事長から「現地へのさらなる支援として医療用の防護服を5万着から10万着、追加で提供してほしい」と要請を受けて、応じる考えを伝えました。

今後都は発送に向けて国などと具体的な調整を進めるということです。

会談のあと小池知事は記者団に対し「都の備蓄の態勢は整っているので、感染のおおもとである中国での対策に使ってもらえるならばと考えている。1日も早く終息するように都としてできることを国と連携して進めていく」と述べました。

一方ことし7月に投票が行われる東京都知事選挙について、記者団が「二階幹事長との会談の中で都知事選挙は話題にのぼったか」と質問したのに対し、小池知事は「ありません」と述べました。