JALとANA 一部の中国路線を3月28日まで運休へ

JALとANA 一部の中国路線を3月28日まで運休へ
中国での新型のコロナウイルスの感染拡大によるビジネス客や旅行客の減少を受けて、日本航空と全日空は成田と北京を結ぶ便など一部の中国本土の路線について3月28日まで運休することを決めました。
このうち日本航空は、成田と北京や上海を結ぶ路線と、中部と上海を結ぶ路線の合わせて3路線について、今月17日から来月28日まで運休することを決めました。

日本航空では、中国本土の路線についてこれまで9路線週98往復便を運航していましたが、今回の運休で6路線週43往復便と半数以下にまで減少するということです。

一方全日空では、成田と北京を結ぶ1路線について、今月10日から来月28日まで運休を決めました。

すでに発表している来月1日までの武漢便の運休を含めると、全日空では中国本土の路線については、18路線週165往復便から16路線週144往復便に減少するということです。

また羽田と北京を結ぶ路線についても、週14往復便から週7往復便に減便することを決めたということです。

中国本土の路線をめぐっては、ほかの国内の航空会社でも運休の動きが広がっていて、LCCのジェットスタージャパンは、成田と上海を結ぶ便について、5日から来月28日まで運休を決めたほか、春秋航空日本が成田と武漢を結ぶ便を来月28日まで運休を決めています。