アジア株 多くの市場で下落 買い戻す動きも 値動き荒い展開に

アジア株 多くの市場で下落 買い戻す動きも 値動き荒い展開に
週明けの3日のアジアの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済への影響を懸念して、台湾やシンガポールなど多くの市場で下落した一方、値下がりした株を買い戻す動きも出るなど、値動きの荒い展開となりました。
各地の代表的な株価指数の終値は先週末と比べて台湾がおよそ1.2%、シンガポールがおよそ1.1%下落したのをはじめ、インドネシアとベトナムがおよそ0.9%、フィリピンがおよそ0.8%下落しました。

一方で韓国はほぼ横ばい(0.01%下落)、香港はおよそ0.1%の小幅な上昇でした。

市場関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大が続き、各国政府が中国に滞在していた人の入国を制限するなど、影響が広がっており、世界経済の先行きへの警戒感が高まっている。ただ上海市場の動向を見ながら、買い戻す動きも出るなど、全体として荒い値動きだった」と話しています。