チャーター機第3便 入院は合わせて25人

チャーター機第3便 入院は合わせて25人
内閣官房によりますと、チャーター機の第3便で、中国・湖北省武漢から31日に帰国した149人のうち10人が、羽田空港から医療機関に搬送されたほか、15人が、検査を受けるために立ち寄った国立国際医療研究センターから体調不良で、医療機関に搬送されたということです。この結果、第3便で帰国した人のうち、入院したのは、現時点で、合わせて25人となっています。
そのほかの人は、およそ90人が、埼玉県和光市の国立保健医療科学院に、およそ30人が、千葉県柏市の税関研修所に移動し、最大2週間、滞在するということです。一方、149人全員が帰国後、ウイルス検査を受けたということです。

帰国日本人 男性142人 女性7人

外務省は、中国からの帰国を希望する日本人を乗せたチャーター機の第3便で31日午前帰国した149人の内訳を発表し、男性が142人、女性が7人で、年齢は、12歳以下の子どもが1人、そして、60歳以上が7人で、このうち65歳以上は、3人だったことを明らかにしました。

第3便 症状ある7人が搭乗できず

外務省によりますと、31日に帰国した第3便のチャーター機が武漢空港を出発する際、搭乗を希望した日本人のうち、何らかの症状があり、経過観察が必要だとして、搭乗が認められなかった人が7人いたということです。

一方、30日に帰国した第2便では、同じ理由で搭乗できなかった日本人が2人いましたが、この2人は、第3便への搭乗が認められ、31日に帰国したということです。