新型コロナウイルス対応や「桜を見る会」で論戦へ 国会

新型コロナウイルス対応や「桜を見る会」で論戦へ 国会
国会では30日夜、経済対策などが盛り込まれた補正予算が成立しました。31日は衆参両院の予算委員会で集中審議が行われ、新型のコロナウイルスへの対応や「桜を見る会」などをめぐって、与野党の論戦が交わされる見通しです。
国会では30日夜、参議院本会議で経済対策や災害からの復旧・復興のための費用が盛り込まれた今年度の補正予算が、自民・公明両党などの賛成多数で成立しました。

31日は衆参両院の予算委員会で安倍総理大臣らが出席して集中審議が行われます。

集中審議では感染が拡大する新型のコロナウイルスへの対応や「桜を見る会」をめぐる公文書管理の在り方、それにカジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備の是非などについて、与野党の論戦が交わされる見通しです。

与党側は来週から衆議院予算委員会で、新年度予算案の実質的な審議に入り、年度内の成立を目指すことにしています。

これに対し、野党側は「桜を見る会」をめぐる資料の提出や、与党寄りだとして棚橋委員長の議事進行の改善を求めていて、与野党の間で協議が続く見通しです。