新型肺炎 中国でスポーツへの影響広がる 延期や中止など

新型肺炎 中国でスポーツへの影響広がる 延期や中止など
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、中国ではスポーツイベントの延期や中止が相次ぐなど影響が広がっています。
このうち中国のプロサッカーリーグ、スーパーリーグなどは、来月22日に予定されていたシーズン開幕が延期されることになりました。

中国サッカー協会は、観客や選手、関係者への感染を防ぐための措置だとしていて、今後、国の関係機関と協議するなどしたうえで、開幕の時期を決めたいとしています。
また、国際スキー連盟は、来月15日と16日に北京で開く予定だったアルペンスキー男子のワールドカップを中止すると発表しました。

この大会は再来年の北京オリンピックに向けたテスト大会と位置づけられ、アルペンスキーのワールドカップとしては中国で初めて開かれる予定でした。

そのほかのスポーツでは、3月に江蘇省南京で開かれる予定だった陸上の世界室内選手権が来年に延期されたほか、東京オリンピックに向けても、来月、広東省で予定されていたバスケットボール女子の最終予選や、ともに来月、湖北省武漢で予定されていたボクシングのアジア・オセアニア予選と、サッカー女子のアジア最終予選の開催地が、国外に変更されるなど影響が広がっています。