武漢からの帰国者 症状見られない人は警察大学校で受け入れへ

武漢からの帰国者 症状見られない人は警察大学校で受け入れへ
新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国の武漢からチャーター機で帰国する人のうち、症状が見られない人について、国は、東京 府中市にある警察大学校で受け入れて、当面の間滞在してもらう方針を固めました。
中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、政府はチャーター機を手配して現地に滞在する日本人の希望者を順次、帰国させていて、30日午前、第2便がおよそ200人を乗せて羽田空港に到着する見通しです。

29日第1便で帰国した人のうち、症状が見られなかった人は千葉県勝浦市のホテルに滞在して経過観察が行われていますが、国は30日帰国する人について東京 府中市にある警察大学校で受け入れて、当面の間滞在してもらう方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
検査結果が出るまで警察大学校の中にある宿泊施設で過ごし、看護師などが常駐して経過観察が行われる見通しです。

現地には、帰国を希望する日本人がまだいることから、政府はさらに追加の便を派遣する準備を進めていて、東京都内にある別の国の研修施設でも受け入れることを検討しているということです。