チャーター機第2便「きょう中派遣へ 最終調整中」官房長官

チャーター機第2便「きょう中派遣へ 最終調整中」官房長官
菅官房長官は午後の記者会見で、第2便のチャーター機の派遣について、「現在、中国側当局を含む各方面と調整を進めているところだが、きょう中の派遣へ向け、最終調整中だ」と述べました。
また中国・武漢で肺炎を発症して入院している60代の日本人男性について「きのうの時点で、入院先の病院から、『検査の結果、新型コロナウイルスの陽性の疑いが高いが、最終的な判定結果が確定しない』との連絡を受けている。引き続き、現地の大使館を通じ、家族や中国側の関係当局と緊密に連携を取りつつ、支援を行っていきたい」と述べました。

このほか、今回の肺炎を『指定感染症』などにする政令をめぐり、与野党から「施行されるまでの期間が長すぎる」という指摘が出ていることについて、菅官房長官は、「罰則を伴うため、周知期間を設ける観点から、閣議決定の日から施行まで10日間の期間を設けている」と述べました。

茂木外相「昨夜と同じころに出発する見通し」

茂木外務大臣は、参議院予算委員会で、チャーター機の第2便について、「いま現在、本日の夜、きのうの第1便と同じ時間帯で、武漢に向けて出発させる方向で最終調整を行っているところだ」と述べ、第2便も、午後8時半すぎに出発した28日夜と同じころに出発する見通しだと明らかにしました。