新型肺炎 中国 上海で春節の連休を延長 企業活動の自粛求める

新型肺炎 中国 上海で春節の連休を延長 企業活動の自粛求める
上海市当局は、27日、記者会見し、新型のコロナウイルスの感染拡大を受けて、市内の多くの企業に対し、旧正月の春節に合わせた連休を延長し、来月9日以前に企業活動を再開しないよう通知を出したと発表しました。ただ、電気やガス、水道、通信、スーパー、それに医療関係など市民生活に欠かせない企業は対象外にするとしています。
上海市内には、およそ1万の日系企業が拠点を構えているとみられ、企業活動に大きな影響が出ることが予想されます。

中国では、春節に合わせて今月24日から30日までの1週間を連休としていましたが、中国政府は、人が集まる機会を減らし感染の拡大を抑え込むため、春節の大型連休の期間を来月2日まで延長することを決めました。

また、東部、江蘇省蘇州市も、市内の多くの企業に対し、春節に合わせた連休を延長し、来月8日以前に企業活動を再開しないよう求める通知を出しています。