株価 値下がり 新型肺炎で世界経済停滞の警戒感から

株価 値下がり 新型肺炎で世界経済停滞の警戒感から
27日の東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、日経平均株価は500円以上値下がりしています。新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、世界経済が停滞することへの警戒感が一段と高まっているためです。
市場関係者は「新型のコロナウイルスによる肺炎の患者が中国で増え続ける中、中国の旅行会社が日本を含む海外への団体旅行を当面中止すると発表したことなどから、観光業界を始め世界経済の停滞につながるとの警戒感が強まっている」としています。

そのうえで「外国為替市場でも1ドル=108円台まで円高ドル安が進んでいて、取り引き開始直後から売り注文に拍車がかかっている」と話しています。