コービー・ブライアントさんヘリ事故で死亡 NBAで活躍

コービー・ブライアントさんヘリ事故で死亡 NBAで活躍
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NBA=アメリカプロバスケットボールの元スーパースター、コービー・ブライアントさんが乗っていたヘリコプターが26日、ロサンゼルス近郊で墜落し、ブライアントさんを含む9人が死亡しました。
ロサンゼルス近郊のカラバサスで、現地時間の26日午前10時ごろ、ヘリコプターが墜落炎上しました。

地元当局は当初、乗っていたパイロットと乗客は合わせて5人だったと発表していましたが、その後、9人に訂正し、全員が死亡したことを明らかにしました。

そのうえで、このうちの1人がNBAの元スーパースター、コービー・ブライアントさん(41)だったことを明らかにしました。さらに、アメリカの複数のメディアは、13歳の娘のジアーナさんも同乗していて死亡が確認されたと伝えています。

ブライアントさんは、1996年のデビュー以来、20シーズンにわたってレイカーズ一筋でプレーし、2回の得点王に輝きました。

2008年には最優秀選手に選ばれるなど、かつてNBAの顔だったマイケル・ジョーダンさんの後継者とも評価されましたが、2016年に現役を引退していました。

ブライアントさんは事故前日の25日、同じレイカーズのレブロン・ジェームズ選手が自分の持つレギュラーシーズンの得点記録を抜いたことに対し、祝福のコメントを寄せたばかりでした。

現場では悲しむファンの姿が

ヘリコプターが墜落した丘のふもとには、数百人のファンが集まりました。

ファンの人たちはぼうぜんとした表情で現場を見つめ、中には目を赤く泣きはらしたり、抱き合ったりする人たちもいて、悲しみをこらえきれずにいる様子でした。

ファンの男性は「大きな衝撃を受けている。彼はこれまで、恵まれない境遇にある世界中の子どもたちを支援してきた。とても悲しい」と話していました。

また、別のファンの男性は「彼の生き方から大きな影響を受けてきた。彼のすべてに『ありがとう』と言いたい。本当にかけがえのない人だった」と話していました。

現場近くの女性「低い高度で飛行」

事故が起きた時、現場近くにいた女性は「ヘリコプターがずいぶん低く飛んでいるなと思っていた。その後、警察や消防の車が何台もサイレンを鳴らしながら走ってきたので丘の方を見ると、霧の間から煙が立ち上っているのが見えた」と話していました。

“スーパースター” コービーのこれまで

コービー・ブライアントさんはNBAの強豪レイカーズで、1996年の入団から2016年の引退まで20シーズンにわたってプレーしました。

その華麗なプレーと得点力の高さでファンを魅了し、マイケル・ジョーダンさんの後継者とも言われました。

NBAデビューののち早くから頭角をあらわしデビュー2年目の1997年にオールスターゲームのメンバーに選出される快挙を成し遂げると、その後オールスターゲームに通算で18回選ばれました。

レイカーズでは1999年のシーズンから3シーズン連続を含む通算5回のNBAチャンピオンを経験しています。

個人としてはレギュラーシーズンの最優秀選手に1回、得点王に2回輝きました。

ファイナルの最優秀選手にも2回選ばれています。

レイカーズは2017年にブライアントさんの功績をたたえて、現役時代につけていた背番号「8」と「24」を永久欠番にしています。

ブライアントさんはオリンピックでも活躍し、2008年の北京大会と2012年のロンドン大会でいずれも金メダルを獲得しています。