新型肺炎 武漢は封鎖状態 湖北省全域にも封鎖拡大

新型肺炎 武漢は封鎖状態 湖北省全域にも封鎖拡大
中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大している問題を受け、最も状況が深刻な湖北省武漢では現地を離れる航空便や鉄道などの公共交通機関の運行が3日前から停止されています。また、武漢の中心部では26日から許可された車以外の通行が禁止されるなど移動が厳しく制限されていて、街は事実上封鎖された状態となっています。さらに武漢以外にも湖北省の全域で、各地の当局が程度は異なるものの、公共交通機関の運行を取りやめて人の動きを制限しています。
中国メディアは、武漢を含め鄂州や黄岡など湖北省の複数の市や自治州で公共交通機関の運行が停止され、街を事実上封鎖するような措置が取られたと伝えています。

湖北省の人口は2018年末の時点で5917万人で、多くの市民の生活に影響が出る異例の事態となっています。