新大久保駅の転落事故から19年 韓国人留学生の遺族が黙とう

新大久保駅の転落事故から19年 韓国人留学生の遺族が黙とう
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JR山手線の新大久保駅で線路に転落した男性を助けようとした韓国人留学生らが電車にはねられて死亡した事故から26日で19年となり、留学生の遺族が現場を訪れて黙とうをささげました。
平成13年1月26日、JR山手線の新大久保駅で、韓国人留学生のイ・スヒョン(李秀賢)さん(当時26)とカメラマンの関根史郎さん(当時47)が、ホームから転落した男性を助けようと線路に降り、3人とも電車にはねられて亡くなりました。

事故から26日で19年になるのに合わせて、イさんの母親のシン・ユンチャン(辛潤賛)さんが来日し、新大久保駅を訪れました。
シンさんは駅の構内にある慰霊のためのプレートに花束を手向けたあと、事故現場となったホームで静かに手を合わせ、黙とうをささげました。

亡くなったイさんは「日韓の懸け橋になりたい」と日本に留学していました。

事故のあとイさんの両親は、寄せられた見舞い金などを基に奨学金制度を作り、これまでおよそ960人の留学生が支援を受けて日本で学びました。
このところ日韓関係は太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などで冷え込んでいますが、シンさんは「息子は日韓関係がよくなることを心から願っていると思いますので、皆さんも一緒に応援してください」と話していました。