文化財防火デー 法隆寺で防火訓練 奈良

文化財防火デー 法隆寺で防火訓練 奈良
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71年前の火災で壁画などが焼け、「文化財防火デー」のきっかけになった奈良の法隆寺で防火訓練が行われ、国宝や重要文化財を守るための消火の手順などを確認しました。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建築 法隆寺の金堂で火事が起きて壁画などが焼損したことをきっかけに定められました。

26日、火事で損傷した重要文化財の壁画などが保管されている収蔵庫で法要が営まれ、消防と寺の関係者などおよそ100人が文化財を守る誓いを新たにしました。

そして、参加した人たちは収蔵庫の屋根に取り付けられたスプリンクラーが正常に作動するか確かめたあと、消防のポンプ車など4台が境内の池から水をくみ上げて一斉に放水し、消火の手順などを確認していました。

去年はフランスのノートルダム大聖堂や沖縄の首里城で火災が相次ぐなど、文化財の防火が課題となっています。

法隆寺の古谷正覚執事長は「首里城のような貴重な遺産が損失し、非常に残念です。法隆寺の火災を思い起こし、毎年訓練を重ね、二度とないようにしたい」と話していました。