トランプ大統領の弾劾裁判 25日から弁護団が反論へ

トランプ大統領の弾劾裁判 25日から弁護団が反論へ
ウクライナ疑惑をめぐるアメリカのトランプ大統領の弾劾裁判は、検察官役を務める民主党議員が3日間にわたって「冒頭陳述」を行い、大統領の行為は、民主主義の根幹を揺るがす行為だと批判し、罷免を求めました。25日からは、大統領の弁護団が反論する予定です。
トランプ大統領を罷免するかどうかを決める弾劾裁判は、24日夜まで、3日間にわたって検察官役の民主党議員による「冒頭陳述」が行われました。

3日目の大半は、ウクライナ疑惑をめぐる調査を大統領が妨害したとされる「議会妨害」について陳述が行われ、民主党のバル・デミングズ議員は「トランプ大統領はみずからに与えられた権限を自分の失態の証拠を隠すために使っている。調査への書類の提出や証言を拒否するよう指示した大統領の行為は、憲法や民主主義の根幹を揺るがすものだ」などと批判し、大統領の罷免を求めました。

検察側の冒頭陳述をへて、25日からは、トランプ大統領の弁護団による「冒頭陳述」が行われる予定で、弁護団は最大3日間、合計24時間を利用して大統領の潔白を主張し、民主党側に反論する見通しです。

弾劾裁判は、ことし秋の大統領選挙の選挙戦に影響を与える可能性があり、与野党は世論の支持獲得を目指して激しい駆け引きを繰り広げています。

トランプ大統領「土曜日はテレビ見ている人少なく不公平」

トランプ大統領は、みずからの弁護団が25日の土曜日から民主党側に反論する「冒頭陳述」を開始することについて24日、ツイッターに「議会上院で、信じられないほど不公平な扱いを受け、民主党のシフ情報委員長らによる何時間にもわたるウソやまやかしに耐えたのに、私の弁護団はどうやらテレビを見ている人が少ない土曜日から反論を始めなければならないらしい」などと投稿し、不満をあらわにしました。