フィリピン 中国人観光客460人余送還へ 感染拡大防止を理由に

フィリピン 中国人観光客460人余送還へ 感染拡大防止を理由に
中国の湖北省武漢を中心に感染が広がる新型のコロナウイルスをめぐり、フィリピンは、武漢からリゾート地を訪れていた460人余りの中国人観光客を感染の拡大防止を理由に、政府が用意した特別機で武漢へ全員送還することを明らかにしました。
フィリピンの航空当局によりますと、送還されるのは、中国の湖北省武漢からフィリピン中部のリゾート地ボラカイ島などを訪れていた中国人観光客464人です。

フィリピンの航空当局は、新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐため23日から武漢からの直行便の乗り入れを禁止していますが、464人はいずれもそれより前にボラカイ島に近いカリボ国際空港から入国したということです。

フィリピン政府は、カリボ国際空港から武漢へ向かう特別機を用意し、24日までに314人の送還を終え、残る人たちも27日には直接送り返すことにしています。

464人の中にせきや発熱などの症状を訴えている人はいませんでしたが、航空当局はウイルスの潜伏期間が明らかとなっていない中、感染者が空港の検疫を通り抜けた可能性もあるとして、送還は感染の拡大を防止するための必要な措置だとしています。