子どもを早産 親どうしがアプリを使い交流 悩みなど相談

子どもを早産 親どうしがアプリを使い交流 悩みなど相談
早産などで産まれた赤ちゃんの親どうしが、自宅にいながら交流できる機会をつくろうと、当事者たちがスマートフォンなどのアプリを使った対面式の交流会に取り組んでいます。
この会を開いたのは、早産などで小さく産まれた赤ちゃんを育てている親で作る広島市のサークル「しずくの木」です。
今月20日に開かれた初めての交流会には、広島県と山口県から合わせて6組の親子が参加し、スマートフォンなどのアプリを使って、悩みの相談をしたり情報交換を行ったりしていました。

この中で、「ミルクを与えるのは1歳までという保育園も多い。早産の子どもの場合、発育に合わせて1歳以降も柔軟に対応してもらえるか心配だ」といった声が上がり、「自分の子どもの時は対応してもらえなかった。日頃、子どもの発達や発育をみている医師に相談するのはどうか」と言った意見が出ていました。
また「どうしても周りと成長を比べてしまう」という悩みに対しては、「子ども一人一人が違うのでその子なりのペースでよいと考えてほしい」といったアドバイスがおくられていました。

会を開いた漆畑希望さんは「小さく産まれた赤ちゃんの親は、同じ境遇の人が少ないため、1人で悩みを抱えがちです。親や家族どうしがオンラインでつながることで笑顔になれる場所を日本中に広げていきたい」と話していました。

また、山口県から参加した母親はイベントを通して交流会を知り、自宅近くにも相談相手がいなかったため参加したということです。
この母親は「冬場は感染症のおそれもあって小さく産まれた子は特に外出しにくい。自宅にいながら同じ状況のたくさんの人たちの意見が聞ける交流会は支えになります」と話していました。

サークルではSNSを通して参加者を広く募り、定期的にオンライン交流会を開催していく予定だということです。