中国国内 「春節」関連行事が相次ぎ中止

中国国内 「春節」関連行事が相次ぎ中止
新型肺炎の感染が広がるなか、中国の首都、北京では旧正月の「春節」にあわせた関連の行事が相次いで中止されています。

「春節」迎えるも…

このうち、北京中心部に近い、チベット仏教の寺院「雍和宮」は、24日から一般の参拝の受け付けを取りやめました。
「雍和宮」は17世紀、清の時代に建設された寺院で、毎年、春節の期間中は大勢の人が新年の参拝に訪れますが、24日は入り口の門が閉ざされていました。

また、「雍和宮」の近くにある地壇公園では25日から行われる予定だった名物の縁日の中止が決まりました。

例年は春節の前日は、準備が佳境を迎えますが、24日は人影もまばらで、縁日を案内する看板に作業員が紙を貼って隠す作業を行っていました。
中国南部の広東省から来たという家族連れの男性は、「残念ですが安全のためなので、仕方がないですね」と話していました。北京では例年、春節の大型連休中、各地で大規模な縁日が開かれ、風物詩となっていますが、ことしは当局が大勢の人が集まる催しの開催を取りやめるよう指示しています。

上海の観光施設では…

多くの観光客が訪れる上海ではウイルスの感染拡大を防ぐためとして、観光施設を当面の間、閉鎖する措置が取られています。

このうち、1921年に第1回の共産党大会が開かれた場所にある記念館は24日から急きょ、閉館することを決め、入り口には閉館を知らせる通知が貼られていました。

河南省から家族で訪れた男性は「こういう状況なので、仕方ないです。連休中は、あちこち回って開いている場所に入ります」と話していました。

また、別の男性は、「早く感染拡大を防いでほしいです」と話していました。

記念館のある繁華街は上海有数の観光地ですが、人通りは少なく、飲食店などではマスクを着けて働く従業員の姿が目立ちました。

ディズニーランドも当面 閉園

上海にあるディズニーランドは新型のコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、25日から当面の間、閉園すると公式のホームページなどを通じて発表しました。

営業再開の時期については、当局と相談したうえで、改めて通知するとしています。また、すでに購入したチケットの払い戻しや、ホテルの予約のキャンセルの方法などについても近く公表するとしています。