大津の保育園児死亡事故 被告の女の保釈取り消し

大津の保育園児死亡事故 被告の女の保釈取り消し
去年5月、大津市で散歩中の保育園児の列に車が突っ込み、2人が死亡した事故で、過失運転致死傷などの罪に問われている被告の女について、大津地方裁判所が保釈を取り消したことがわかりました。
大津市の無職、新立文子被告(53)は、去年5月、車を運転中、大津市の交差点で前方を確認しないまま右折し対向する車を信号待ちの保育園児の列に突っ込ませ、2人が死亡、14人が重軽傷を負う事故を引き起こしたとして、過失運転致死傷の罪などに問われています。

新立被告は起訴された後、保釈が認められていましたが、被害者側の弁護団によりますと22日、検察から裁判所が保釈を取り消し、22日から勾留しているとの連絡があったということです。

弁護団によりますと先月、民放テレビの取材に応じこれまでの法廷での主張と異なる内容を話していました。

裁判所は先週予定されていた判決の言い渡しで、裁判が混乱し判決を後日に延期する異例の事態となったことを受けて検察の求めに応じて保釈を取り消す決定をしたということです。

被害者側の弁護士 「真相解明の一歩になれば」

新立被告の保釈が取り消されたことを受け、被害者側の弁護士は「これまでの法廷で、被告は真実を語ろうとしない態度ばかりとっていた。今後の裁判では被害者が知りたい事件の真相が明らかにされるべきであり、保釈の取り消しがそのための一歩になればよいと考えている」とコメントしています。