大相撲初場所8日目 炎鵬が初対戦で遠藤を破る

大相撲初場所8日目 炎鵬が初対戦で遠藤を破る
大相撲初場所は中日8日目、炎鵬と遠藤の人気力士の2人が初めて対戦し炎鵬が押し出しで勝ちました。敗れた遠藤は、2敗目を喫しました。
中入り後の勝敗です。

勢に魁聖は魁聖が寄り切りで勝ちました。

志摩ノ海に十両の水戸龍は水戸龍が寄り切り。

徳勝龍に琴奨菊は徳勝龍が突き落としで勝って1敗を守りました。

琴恵光に霧馬山は霧馬山が上手投げ。

栃煌山に剣翔は栃煌山が押し出し。

千代丸に東龍は千代丸が突き出し。

豊山に照強は豊山が寄り切り。

照強は2敗となりました。

輝に碧山は輝が押し出し。

千代大龍に松鳳山は松鳳山が突き落とし。

阿武咲に石浦は阿武咲が突き落とし。

佐田の海に宝富士は宝富士が寄り切り。

栃ノ心に隆の勝は隆の勝が押し出し。

明生は左腕を痛めて19日から休場し竜電が不戦勝となりました。

同じ石川県出身、炎鵬と遠藤の人気力士どうしの初顔合わせは炎鵬が押し出しで勝ちました。一方、遠藤は2敗に後退しました。

妙義龍に御嶽海は妙義龍が寄り切り。

大栄翔に玉鷲は大栄翔が押し出し。

正代に朝乃山は正代がすくい投げで勝って1敗を守りました。
朝乃山は3敗目です。

高安に北勝富士は北勝富士が押し出し。10勝を挙げれば大関に復帰できる高安ですが5敗となってあとがなくなりました。

隠岐の海に大関 貴景勝は貴景勝が寄り切りで勝って1敗に踏みとどまりました。

大関 豪栄道に阿炎は、行司軍配差し違えで阿炎がはたき込みで勝ちました。

主な力士の談話

大関経験のある十両、照ノ富士は8連勝で中日勝ち越しを決め「上手を取れば大丈夫だと思っていた。あと7日残っているが一安心した。残りをしめないと来場所につながらない。幕下の七番より自分は十五番のほうがよい。毎日、同じペースで体を作っていけばよいので、七番だと2日間休みがあったり場所の感覚がなくなる。1つの負けで番付の上がり下がりが大きいが十五番あると1つや2つ負けても次があるという気持ちになる。1場所1場所、力が入るようになってきている」と淡々と話していました。

大関経験のある琴奨菊を破って7勝目を挙げた徳勝龍は「1日1日淡々と過ごしている。琴奨菊関に憧れて角界に入ったこともあり対戦が目標の1つだった。勝ってうれしいが、調子に乗らないようにしたい」と落ち着いた様子で話していました。

2敗目を喫した照強は「勝機はあったのだが。体は動いているし、土俵際で残っているし悪くはないと思う。疲れが出てきていて今がふんばりどころだ。素早い相撲を取らないといけない。長い相撲を取ると疲れるから」と話しました。

同じ石川県出身の炎鵬に敗れ2敗目を喫した遠藤は支度部屋では無言でした。

一方、炎鵬は「どんな立ち合いにも自分がまっすぐいこうとした。体が勝手に動いた。取組は余り覚えていない。とにかく何も考えずに当たっていくだけで、いい意味で集中できた」と振り返りました。同郷の遠藤については「雲の上の存在。勝って信じられなかった。あんまり実感がない」と心境を話しました。後半戦にむけては「1日1番、きょうみたいに自分の力を出しきれば結果はついてくる。勝ち負けにこだわらず自分の相撲を徹底していきたい」としたうえで後半戦の上位との取組に向けては「毎日、チャレンジャーの気持ちでぶつかるだけだ」と気を引き締めていました。

新関脇・朝乃山は2敗目を喫し「突っ張って中に入りたかった。考えすぎというか入れなかった。足が滑ったがそれは言い訳になる。ただ相撲は悪くはないと思う。前に出られていれば次につながる相撲なので大丈夫だ。きょうは勝ちたい勝ちたいという気持ちが出て、強引にいって投げられた。後半戦に向けても変わらず自分の相撲を取るだけだ」と悔しさをにじませながら話していました。

1敗を守った正代は「立ち合いから圧力をかけて落ち着いて相撲を取ることができた。とりあえず勝ち越したい。色気を出してもしょうがないので、今の相撲ができすぎている。まだまだ優勝争いの責任感は感じられない」と話していました。

関脇・高安は5敗目を喫しました。大関復帰へあとがなくなり支度部屋ではことばを発しませんでした。

1敗を守った大関・貴景勝は「相手は止めていこうと思っていて自分は突き放していきたい。途中、相手のペースになったが体はしっかり動いているので気にせずにいった。自分が思ったとおりの相撲は毎日取れないからその辺りは脳がよく反応してくれた。ただ悪いところはあった。きょうのような相撲で勝ちきれたことを調子がいいと捉えるか、調子が悪いと捉えるか、考えたらきりがない。前半戦は普通だ。後半戦に向けて大事なのは精神的なスタミナだ。体のスタミナは精神でカバーできるが、逆はできない。毎日、リセットして千秋楽のつもりでやれればいい」と落ち着いた様子で話していました。

5敗となった角番の大関・豪栄道は「あと一歩でしたね。土俵際、ついていけなかったですね。残りがあるのであすから考えて精いっぱいやります」と淡々と話していました。

一方、星を五分に戻した阿炎は「土俵際、すごく落ち着いていて相手がよく見えていた」と振り返りました。