卓球 全日本選手権女子シングルス 伊藤3連覇ならず

卓球 全日本選手権女子シングルス 伊藤3連覇ならず
卓球の全日本選手権は女子シングルスの準決勝が行われ、伊藤美誠選手が早田ひな選手にフルゲームの末に競り負け、3連覇はなりませんでした。
大阪市で開かれている卓球の全日本選手権は、大会最終日の19日、女子シングルスの準決勝が行われました。

伊藤選手は18日、3連覇を果たした女子ダブルスでペアを組む同じ19歳の早田選手と対戦しました。

伊藤選手はゲームカウント2対2の第5ゲーム、勝負どころで早田選手の力強いショットに押されて10対12とデュースの末に落としました。

第6ゲームは、持ち味の強烈なスマッシュや巧みなレシーブでポイントを重ねて11対4で奪い、勝負は最終の第7ゲームにもつれました。

第7ゲームの序盤も4対4と競り合いになりましたが、早田選手に厳しいコースに打たれるなどリードを許す苦しい展開となりました。

最後は伊藤選手のサーブにミスが出て7対11で落としました。

伊藤選手はゲームカウント3対4で競り負けて準決勝で敗退し、3連覇はなりませんでした。

伊藤選手は今大会、女子ダブルスとミックスダブルスで3連覇していて、女子シングルスに3年連続3冠がかかっていましたが、史上初の快挙達成はなりませんでした。

また、伊藤選手とともに東京オリンピックの代表に内定している石川佳純選手は、女子シングルスの準決勝で橋本帆乃香選手にゲームカウント4対1で勝ちました。

決勝は石川選手と早田選手の対戦となりました。

伊藤「負けは次につながる」

卓球の全日本選手権、女子シングルスの準決勝で敗れた伊藤美誠選手は、早田ひな選手との試合を振り返り、「すごく悔しいが、早田選手の方が自分を上回っていた。相手は調子がよく、実力も上がっていて、押され負けした感じだ」と涙ぐみながら話していました。

3連覇を達成できず、勝ち続けることの大変さについて聞かれると「目の前の一戦一戦、どう出し切るかというのが目標で、勝ち続けるということはあまり頭の中になかった。力を出し切って、負けたらまた頑張ろうという風に考えているので、きょうの負けは絶対に次につながると思う」と話しました。

そのうえで、東京オリンピックに向けて「すぐに国際大会があるが、一戦一戦勝つことがオリンピックにつながるので、しっかり休憩したうえで頑張っていきたい」と気持ちの切り替えに努めていました。