核合意「イランと当事者国の担当者会合を開催へ」 ロシア政府

核合意「イランと当事者国の担当者会合を開催へ」 ロシア政府
イラン核合意の当事者であるヨーロッパの3か国が、イランに対する国連の制裁再開につながる紛争解決の手続きに踏み切ったことを受けて、ロシア政府は、合意の当時者であるイランを含む6か国の担当者を集めた会合が、近く開かれるという見通しを示しました。
イラン核合意に参加している、フランス、ドイツ、イギリスの3か国は14日、イランが核合意に定められた義務を果たしていないとして、国連の制裁再開につながる紛争解決の手続きに踏み切り、圧力を強化しました。

これについて、ロシアのラブロフ外相代行は17日の会見で、「近い将来、関係国の意向を公平に整理し、理解するための会合を開く必要がある」と述べ、フランス、ドイツ、イギリス、ロシア、中国、それにイランの合わせて6か国の政策担当者を集めた会合が近く開かれるという見通しを示しました。

イランの核合意を維持したいロシアは、ヨーロッパの3か国が紛争解決の手続きに踏み切ったことは、おととし核合意から離脱したアメリカのトランプ政権にとって追い風になることから、深刻な懸念を示しています。

このため会合が開かれれば、友好国の中国とともにイランを擁護し、国連がイランに科していた制裁の再開を阻止する立場に回るものと見られます。