「いちご学科」農業大学校に新設へ 生産量全国1位の栃木県

「いちご学科」農業大学校に新設へ 生産量全国1位の栃木県
いちごの生産量全国1位の栃木県は、新たな就農者の確保につなげようと県の農業大学校に来年4月、「いちご学科」を全国で初めて新設する方針を固め、高い技術を持ついちご農家の育成にも取り組んでいくことになりました。
栃木県は、いちごの生産量が51年連続で日本一を誇りますが、新たな担い手の確保が課題です。

栃木県は、基幹作物であるいちごの栽培を行う新規の就農者を確保することで、農業全体の担い手を増やしていこうと宇都宮市にある栃木県農業大学校に、いちごの栽培を中心に専門的に学べる「いちご学科」を来年4月に全国で初めて新設する方針を固めました。

新たな学科では、より高度な技術を学べるよう先進的な栽培を行う農家での実践的な演習を増やす計画で、高い技術を持ついちご農家の育成にもつなげることができるとしています。

栃木県は学科の新設に向けて、具体的なカリキュラムの検討のほか、校内の施設整備、それに新しい学科をPRするための費用として、670万円を新年度の当初予算案に計上する方針です。

栃木県農政部は「これまで栃木県は、他の地域と比べ農家の子どもが後を継いで就農するケースが多かったが、主力の農産品であるいちごの学科を新設することで、新規の就農者を増やしていきたい」と話しています。