「春節」前に上海で訪日ビザの発給ピーク 武漢の肺炎対策も

「春節」前に上海で訪日ビザの発給ピーク 武漢の肺炎対策も
中国で旧正月の「春節」に合わせた大型連休が来週から始まるのを前に、上海にある日本総領事館では、訪日旅行客のためにビザを発給する業務がピークを迎えています。上海の日本総領事館は、新型コロナウイルスによるものとみられる肺炎の患者が中国の武漢で見つかっていることから、日本を訪れる人に対し、せきなどの症状がある場合は速やかに医療機関で診察を受けるよう呼びかけています。
新年を旧暦で祝う中国では、今月24日から「春節」に合わせた7日間の大型連休が始まり、ことしも多くの中国人観光客が日本を訪れるとみられています。

ここ数年、世界各地にある日本の在外公館の中で最も多く訪日ビザを発給している上海にある日本総領事館では、連休を前にビザの発給がピークを迎えています。

今週は1日で2万6000件もの申請があるということで、16日も大勢の旅行会社の担当者が、旅行客のパスポートを束ねて訪れました。

中国では、湖北省武漢で新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の患者が見つかっていて、日本国内でも初めて感染者が確認されました。

このため、上海の日本総領事館の等々力研首席領事は「厚生労働省から案内されているように武漢市から入国される方には、せきなどの症状がある場合は、マスクをして速やかに医療機関で診察を受けるよう改めて案内していきたい」と話していました。

また、訪日旅行を扱う旅行会社の担当者は「武漢の肺炎については、最新情報を収集し、顧客と連絡を取って案内していきたい」と話していました。