「高齢者に丁寧な説明を」 格安スマホで業界団体に注意喚起

「高齢者に丁寧な説明を」 格安スマホで業界団体に注意喚起
国民生活センターは「格安スマホ」をめぐる相談が、毎年2000件を超えていて、高齢者からの相談が増えていることから、利用者にサービス内容をよく理解して契約するよう呼びかけるとともに、業界団体に対してより一層の丁寧な説明を要望しました。
国民生活センターによりますと、格安スマホをめぐって全国の消費生活センターなどに寄せられた相談は、平成29年度以降、毎年2000件を超えていて、このうち60歳以上の割合が年々増え、今年度は35%を超えているということです。

具体的には、無料通話には専用のアプリを使う必要があることを知らなかったため、高額な請求を受けたといった相談や、使い方を問い合わせたいのに店舗でサポートが受けられないなどの相談が寄せられているということです。

国民生活センターでは、格安スマホを利用する際にはサービス内容をよく理解したうえで、契約するよう注意を呼びかけているほか、業界団体に対しても高齢者を中心に丁寧な説明と可能なかぎりのサポートをするよう要望しています。

国民生活センター相談情報部の福井晶喜課長は「契約者数が増えているので、消費者が安心して使用できるよう業界全体で苦情の減少に取り組んでほしい」と話しています。