卓球全日本女子ダブルス “みま・ひな”ペアが初戦突破

卓球全日本女子ダブルス “みま・ひな”ペアが初戦突破
卓球の全日本選手権は女子ダブルスの4回戦が行われ、3連覇を目指す伊藤美誠選手と早田ひな選手のペアが勝って初戦を突破しました。
また男女のシングルスの4回戦が始まり、男子では2年ぶりの優勝を目指す張本智和選手がストレート勝ちで好スタートを切りました
大阪市で開かれている卓球の全日本選手権は大会4日目の16日、女子ダブルスの4回戦が行われ、3連覇を目指す、ともに19歳の伊藤選手と早田選手のペアが初戦を迎えました。

伊藤選手と早田選手は第1ゲーム、伊藤選手のバックハンドと早田選手の力強いフォアハンドでポイントを重ねて11対7で奪い、第2ゲームは相手に1ポイントも与えず、11対0で取りました。

第3ゲームは落としましたが、第4ゲームは、互いのサーブとレシーブで主導権を握って11対6で取りました。

伊藤選手と早田選手のペアはゲームカウント3対1で勝って、17日の5回戦に進みました。

一方、男子ダブルスでは、水谷隼選手が史上最多となる8回目の優勝を目指し、大島祐哉選手とペアを組んで4回戦に臨みました。

水谷選手と大島選手のペアは、ジュニアの部の男子シングルスで優勝した吉山僚一選手がいる中学生のペアと対戦し、ゲームカウント3対1で勝って、17日の5回戦に進みました。

水谷「8回目の優勝目指す」

男子ダブルスに出場した水谷選手は、ジュニアの部の男子シングルスで優勝した吉山僚一選手のいるペアに勝った4回戦を振り返り、「負けてもおかしくないような試合で、終始押されていたが、なんとか粘り切れた。吉山選手は球に威力があった。自分たちは離れた距離でのラリーが強いので、後ろで粘って自分たちのペースになるように心がけた」と振り返りました。

そのうえで「今回勝てば史上最多の8回目の優勝ということで、そこに向けて練習してきたので優勝したい」と意気込みを話しました。

女子シングルス 東京五輪内定3人が5回戦進出

16日からは男女のシングルスの4回戦が始まり、シード選手が初戦を迎えました。

このうち、女子では3連覇を目指す伊藤選手は、23歳の実業団チームの選手と対戦しました。

東京オリンピックの代表に内定している伊藤選手は、第1ゲーム、9対9の勝負どころで相手のサーブを強烈なフォアハンドで返してポイントを奪い、11対9で取りました。

第2ゲームも奪ったあと、第3ゲームは8対10と先にゲームポイントを握られましたが、卓球台のエンドラインぎりぎりに入るサーブなどで4連続ポイントを奪って逆転し、12対10で取りました。

第4ゲームも取った伊藤選手は、ゲームカウント4対0のストレート勝ちで初戦を突破し、17日の5回戦に進みました。また、伊藤選手とともに東京オリンピックの代表に内定している石川佳純選手は4対0のストレート勝ち。平野美宇選手は4対1で勝って、それぞれ5回進出を決めました。

伊藤「自信になった」

伊藤選手は「初戦なので何が起こるか分からないと思い、目の前の1ポイント1ポイントに集中して楽しみながらプレーできた。1ゲーム目から接戦だったし、最後までどちらが取ってもおかしくないゲームが続いたが、大事なところでポイントを取ることができて流れをつかめた。しっかりと4対0で勝つことができて、すごく自信になった」と振り返りました。

また、史上初となる3年連続3冠に向けて、「ミックスダブルスで優勝したあとしっかりと気持ちを切り替えることができ、今度は女子ダブルスと女子シングルスに集中してやっていきたい。もっともっとたくさん試合ができるように楽しんでプレーしたいし、まずは休むことが大事なので、しっかりと寝て、あすから万全な状態で臨めるようにしたい」と話していました。

石川 「一戦一戦頑張りたい」

初戦をストレート勝ちで突破した石川選手は「素直にうれしい。きょうはサーブがあまりよくなかったが、レシーブが結構よかったと思う。初戦からいいプレーができた」と手応えを感じていました。

また、東京オリンピックの代表に内定したあと、初めての試合だったことについて「今までよりリラックスしてコートに入れた。全体的に楽しくプレーできている」と笑顔を見せ、「目標の優勝に向けて自分の力が出せるように一戦一戦頑張りたい」と意気込んでいました。

平野「代表としてふさわしい試合を」

初戦を突破した平野選手は「緊張はしていないつもりだったが、思ったよりも細かいミスが出てしまい、全日本選手権は特別だなと思った。ミスがあったところをあすまでに修正したいと思う」と気を引き締めていました。

また、東京オリンピックの代表に内定したことを踏まえて「これまでは自分の目標を達成するということがモチベーションだったが、この大会では代表としてふさわしい試合をしたい」と力強く話していました。

男子シングルス 張本・丹羽が好発信

男子シングルスは、去年、みずからが持つ最多優勝回数を更新する10回目の優勝を果たした水谷隼選手が出場を見送りました。

一方、2年ぶり2回目の優勝を目指す張本選手は、初戦の4回戦で、大学3年生の選手と対戦しました。
張本選手は第1ゲーム、サーブとレシーブで主導権を握って相手を寄せつけず、11対3の大差で奪いました。
第2ゲームは序盤、3対4とリードされましたが、そこからサーブでポイントを重ねて8連続ポイントを奪って逆転し、11対4で取りました。
その後も強化しているフォアハンドを随所に決めるなど、危なげない試合運びでゲームカウント4対0のストレート勝ちで、17日の5回戦に進みました。
張本選手とともに東京オリンピックの代表に内定している丹羽孝希選手もゲームカウント4対1で勝って初戦の4回戦を突破しました。

張本「油断ゼロで戦い抜く」

張本選手は初戦を終えて、「最初の3ゲームを取るまでは緊張したが、リードされても焦らずに落ち着いてプレーできたのがよかったと思う」と振り返りました。
そして、17日以降に向けて「どんな相手が来てもしっかりと自分のプレーをしたい。ことしは一瞬の隙も生まず油断ゼロで戦い抜きたい」と意気込みました。

丹羽「いい成績残し五輪へ自信をつけたい」

7年ぶりの優勝を目指す丹羽選手は、初戦を振り返り、「サーブやレシーブでは点数が奪えない相手なので、ラリーで攻めて点を取っていく作戦だった。第1ゲームは相手のほうが足が動いていて、こちらが攻められたので、第2ゲーム以降は自分から強気で攻めるようにした。点数は競っていたが勝ててよかった」と振り返りました。

東京オリンピックの代表に内定している丹羽選手は今大会の目標について、「オリンピックとは直接関係ないが、いい成績を残して自信をつけたい」と話していました。