新幹線のバリアフリー対策不十分 国交相が改善求める

新幹線のバリアフリー対策不十分 国交相が改善求める
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新幹線のバリアフリー対策の見直しが検討される中、赤羽国土交通大臣は東海道新幹線の新型車両を視察し、対策は不十分だとしてJR各社に対し、さらに改善するよう求めました。
赤羽国土交通大臣が視察したのは、JR東海がことし7月から導入する東海道新幹線の新型車両「N700S」で、車いすの利用者と一緒に新横浜駅から東京駅まで乗車しました。

この新型車両には、車いすのまま乗れるスペースが1編成につき2か所設置され、スペースの脇の通路の幅は45センチと、従来の車両よりも車いすの利用者に配慮した設計になっています。

赤羽大臣は車内を確認しながら、利用者から「車いす用のスペースの数が少ない」とか、「トイレや多目的室の広さが不十分だ」といった意見を聞き取りました。

新幹線のバリアフリー対策をめぐっては、国土交通省がJR各社や障害者団体を集めた検討会を設置して、対策の見直しを進めています。
視察を終えたあと、赤羽国土交通大臣は「まだまだ改善されていないというのが正直な感想だ。障害者も差別なく快適に乗れるということが鉄道事業者の使命と責任だ。JR各社は、もう一度、根本的に対策を検討してほしい」と述べ、バリアフリー対策をさらに改善するよう求めました。