全米経済 年末にかけ個人消費順調で緩やかに拡大

全米経済 年末にかけ個人消費順調で緩やかに拡大
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、去年の年末にかけての全米の経済報告を公表し、クリスマス商戦などで個人消費が順調だったとして、経済は緩やかに拡大しているという見方を示しました。
FRBは15日、全米の12の地区連銀による各地域の企業などへの聞き取り調査をもとにした、11月中旬から先月末にかけての経済報告を公表しました。

それによりますと、クリスマス商戦がネット通販を中心に好調で個人消費が伸びたことや、FRBの利下げで低金利の環境が広がる中、住宅の建設が上向いたとしています。このため、アメリカ経済は緩やかに拡大しているという見方を示しました。

ただ、製造業については、多くの地域で米中の貿易摩擦を背景に関税コストの上昇や設備投資を控える動きがみられるとしています。このうち中西部の地区からは人員の削減の報告もあったとしています。

米中の貿易摩擦をめぐっては、アメリカが来月に中国の輸入品に対して上乗せしている関税の一部を引き下げることになりますが、多くの関税は残ったままで、製造業の景気の行方をどう左右するのかが焦点の一つになっています。