旅客機撃墜 ブラックボックス解析に自国調査団を カナダが要求

旅客機撃墜 ブラックボックス解析に自国調査団を カナダが要求
イランでウクライナの旅客機が撃墜された事件で、乗客57人が死亡したカナダの運輸相は15日、「原因を究明するための重要なデータはイランが持っている」と述べ、操縦室内の会話などが録音されたブラックボックスの解析作業に、自国の調査団を加えるようイラン政府に求めました。
イランでウクライナの旅客機が撃墜された事件では、犠牲となった乗客乗員176人のうち乗客57人がカナダ人でした。

15日、会見したカナダのガルノー運輸相は、遺族の支援に全力を尽くす考えを示したうえで、専門家からなるカナダの調査団が現地入りしたことを明らかにしました。

そして、「原因を究明するための重要なデータはイランが持っている。データによって、何が起こったのか正確に把握できる」と述べ、操縦室内の会話や飛行中の機体の姿勢などのデータが記録されているブラックボックスの解析作業に、自国の調査団を加えるよう求めました。

イラン国営通信によりますと、イランの調査委員会はブラックボックスの解析をすでに始めていて、今後、関係各国とも協力していくとしていますが、ガルノー運輸相の発言は真相の究明に向けて公正な調査の実現を改めて求めた形です。

カナダのほか、今回の事件で犠牲者が出たイギリスやウクライナなどの外相は、ロンドンで16日、会合を開いてイランへの今後の対応などについて話し合うことにしています。