ロシア側に連行 根室の漁船が国後島へ 当局が聴取始める

ロシア側に連行 根室の漁船が国後島へ 当局が聴取始める
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北方領土周辺の海域で、ロシアの国境警備局の臨検を受けて連行された北海道根室市の漁協に所属する漁船は16日朝、国後島の港に到着し、ロシアの当局は船内の漁獲物について船長などから聴取を始めたことを明らかにしました。
連行されたのは、6人が乗り組む根室市の歯舞漁協所属のマダラ底はえなわ漁船、「第68翔洋丸」です。

外務省などによりますと、この漁船は、ロシア200海里内でロシア側から許可を得てマダラやカレイをとっていましたが、15日午後、漁を終えて根室に戻る途中、北方領土周辺の海域でロシア側の検査を受け、「申告されていない漁獲物が見つかった」との理由で連行されました。

NHKが国後島の住民から入手した映像では、「第68翔洋丸」が16日朝、国後島の古釜布の港に到着した様子が確認できます。

船には「第68翔洋丸」の登録番号が記載され、船の上には乗組員とみられる日本人の姿も確認できます。

また、ロシア極東のサハリン州の国境警備局は、漁船の船内から見つかったカレイなどの漁獲物の写真を公表しました。

国境警備局は「必要な手続きをとる」と発表していて、未申告だとする船内の漁獲物について、国後島で船長などから詳しい聴取を始めたことを明らかにしました。