企業物価指数 2か月連続で上昇 消費税率や米中交渉進展が要因

企業物価指数 2か月連続で上昇 消費税率や米中交渉進展が要因
企業の間で取り引きされるモノの値動きを示す先月の「企業物価指数」は、2か月連続で前の年の同じ月を上回りました。消費税率引き上げの影響に加えて米中の貿易交渉が進展したことで、原油など製品の原材料の価格が上昇したことが主な要因です。
日銀は毎月、国内の企業に聞き取りを行い、企業の間で取り引きされているモノの値動きを調査しています。

16日発表された先月の企業物価指数は、平成27年の平均を100とした指数で102.3と、前の年の同じ月を0.9%上回りました。

企業物価指数が前の年の同じ月を上回るのは2か月連続です。

この指数は消費税を含めて算出していて、指数の上昇が続いた背景には、消費税率引き上げの影響があります。

さらにアメリカと中国の貿易交渉が第1段階の合意に達し、原油や銅、鉄くずなど製品の原材料の価格が上昇したことも要因となっています。

日銀は、「米中の貿易交渉で、両政府が第1段階の合意文書に署名したが、企業物価に大きな影響を及ぼす両国の貿易交渉の行方を注意して見ていきたい」と話しています。