去年11月の機械受注 大幅な伸び 全体の基調判断は変えず

去年11月の機械受注 大幅な伸び 全体の基調判断は変えず
企業の設備投資の先行きを示す主な機械メーカーの去年11月の受注額は、前の月を18%上回る大幅な伸びとなりました。ただ、鉄道車両で大型の受注があった影響が大きいとして「足踏みがみられる」という基調判断は変えませんでした。
内閣府が発表した「機械受注統計」によりますと、主な機械メーカーが去年11月に国内の企業から受注した金額は、変動の大きい船舶と電力を除いて9427億円で、前の月を18%上回り、比較可能な2005年4月以降で最大の伸び率となりました。

このうち「製造業」からの受注は0.6%、「非製造業」は27.8%、それぞれ増加しました。

「製造業」では、鉄鋼業でクレーンやボイラーなどが増えました。

「非製造業」では運輸業・郵便業で鉄道車両やトラック、バスなどが伸びたほか、金融業・保険業でコンピューターなどが増加しました。

ただ、内閣府は全体の基調判断を「足踏みがみられる」で据え置きました。

その理由について、「7月以降、4か月連続でマイナスが続いてきたことに加え、鉄道車両の大型の受注があった影響が大きいため、今後の動向を見ていく必要がある」としています。