イラン“最後の国王”の息子 米で講演「体制の転換必要」

イラン“最後の国王”の息子 米で講演「体制の転換必要」
アメリカとイランが対立を深める中、41年前のイスラム革命でイランを追われた国王の息子で、反体制派の象徴的な人物がワシントンで講演し、イランの現体制を非難したうえで、体制の転換が必要だと主張しました。
イランでは、1979年に親米だったパーレビ王政が打倒されて、反米のイスラム体制が樹立し、これに伴い、国王はイランを追われてその後、死亡しました。

その息子のレザ・パーレビ氏は長年アメリカで暮らし、反体制派の象徴的な人物とされていて、15日、アメリカの首都ワシントンの保守系シンクタンクで講演しました。

この中でパーレビ氏は、イランが今月、ウクライナの旅客機を撃墜したことについて「国際的な監視があったからこそ、イラン政府は責任を認めざるをえなかった。乗客に外国人がいなかったら真実は明らかにならなかっただろう」と述べ、イランの現体制には隠蔽体質があると非難しました。

そのうえで、イランの現体制は国民への弾圧を続けるなど、態度を改める気配はないとして、「われわれはイランの現体制の終えんを目の当たりにしようとしている。最高指導者ハメネイ師は退くときが来た」と述べ、イランには体制の転換が必要だと主張しました。

トランプ政権は、イランに圧力をかけ続けるとともに、イラン国内で起きている政府への抗議デモなどを支持する姿勢を見せていて、これに乗じる形でイラン国外にいる反体制派も活動を活発化させています。