自衛隊トップ 山崎統幕長「インド軍との関係強化」

自衛隊トップ 山崎統幕長「インド軍との関係強化」
インドを訪問している自衛隊トップの山崎幸二統合幕僚長は、自衛隊とインド軍の共同訓練や防衛交流を活発化させるなど今後、関係を一層強化していく方針を示しました。
インドを訪問している山崎統合幕僚長は15日、首都ニューデリーで開かれたパネルディスカッションで、インドとオーストラリア、それにイギリスとフランスの軍の幹部らとインド太平洋地域での安全保障環境について意見を交わしました。

この中では、中国の海洋進出が主要テーマとなり、中国の艦船が活動を活発化させているという懸念が示され、出席者からは航行の自由の確保が重要だという意見が相次ぎました。

山崎統合幕僚長は終了後、記者団に対し、「インド太平洋地域の平和と安定を維持していくためには、海洋の秩序、法の支配に基づく航行の自由が重要だ。この地域でインドは中心的な役割を果たしているので関係を強化していきたい」と述べました。

そのうえで、去年初めて開かれた日本とインドの外務・防衛の閣僚協議で、自衛隊とインド軍が共同訓練などの際に燃料や弾薬などを相互に提供できるようにする協定を早期に締結することが重要だという認識で一致したことを踏まえ、自衛隊とインド軍が現場レベルで共同訓練や防衛交流などを活発化させていく方針を示しました。