台湾 国民党トップが辞任 総統選敗北の責任取る

台湾 国民党トップが辞任 総統選敗北の責任取る
今月11日に行われた台湾の総統選挙で、与党・民進党の蔡英文総統が再選されたことを受けて、対立候補を擁立していた最大野党・国民党のトップが選挙で敗北した責任を取って15日、辞任しました。
今月11日に行われた台湾の総統選挙では、現職の与党・民進党の蔡英文総統が、過去最多となる800万を超える票を獲得して最大野党・国民党の韓国瑜氏らを破って再選され、同時に行われた議会に当たる立法院の選挙でも民進党が過半数を維持しました。

この選挙結果を受けて、国民党トップの呉敦義主席は、15日開かれた党の中央常務委員会で、「私が責任を負う。非常に申し訳ない」と述べ、選挙で敗北した責任を取って辞任しました。

新しい主席を選ぶ選挙は、ことし3月7日に行われるということです。

国民党は、2年前の統一地方選挙で躍進し、今回の総統選挙で政権交代を目指していました。

しかし去年、香港で起きた抗議活動への中国の強硬な姿勢に対して台湾の人々の間で反発が広がり、中国に融和的な立場の国民党にとって逆風となりました。

国民党では、党内の若い世代から執行部の世代交代を求める声も上がっていて、党勢の立て直しが喫緊の課題となっています。