ドイツ 去年のGDP プラス0.6%と低水準に 米中摩擦など影響

ドイツ 去年のGDP プラス0.6%と低水準に 米中摩擦など影響
ドイツの去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は前の年に比べてプラス0.6%となり、米中貿易摩擦などの影響で製造業が打撃を受け、2013年以来の低い水準となりました。
ドイツの連邦統計局は15日、去年1年間のGDPの伸び率が物価の変動を除いた実質でプラス0.6%だったと発表しました。

おととし(2018年)のプラス1.5%から減速し、2013年以来の低い水準となりました。

家計や政府の消費、それに建設は好調だったものの、GDP全体のおよそ4分の1を占める製造業はマイナス3.6%と大きく落ち込み、主力の自動車産業の低迷が全体を押し下げた形です。

ドイツでは、米中貿易摩擦やイギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱の影響などで製造業が打撃を受けて景気の減速傾向が強まっていて、連邦統計局は「ドイツ経済は10年連続でプラス成長を続けているものの、減速している」と指摘しています。

ドイツは、ヨーロッパ最大の経済大国として域内の経済全体をけん引してきただけに、ドイツ経済の先行きに高い関心が集まっています。