北海道 根室の漁船1隻 ロシア側に連行される

北海道 根室の漁船1隻 ロシア側に連行される
15日午後、ロシア200海里内で漁をしていた北海道根室市の漁協に所属する漁船1隻がロシア当局に連行されました。北海道によりますと漁船には6人が乗っていてロシア側の許可を受けずに漁獲物のカレイを船内で加工した可能性があるということで詳しい状況の確認を進めています。
北海道によりますと、15日午後4時ごろ根室市の歯舞漁協から「所属する漁船がロシア当局に北方領土の国後島古釜布に連行されたようだ」と連絡が入りました。

外務省や水産庁によりますと、15日夕方、漁船は北方領土の色丹島周辺の海域でロシアの国境警備局によって検査を受けて、国後島の古釜布港に連行されたということです。

北海道によりますとこの漁船は、歯舞漁協所属のタラ漁船、「第68翔洋丸」、29トンで、6人が乗っていてロシア200海里内の海域で漁をしていたということです。

この海域で漁を行うことはロシア側から許可を得ていたということですが、漁獲物のカレイを許可を受けずに漁船内で加工した可能性があるということです。

北海道は漁協などを通じて詳しい状況の確認を進めています。

漁協組合長「早く無事に戻ってくること願っている」

ロシア当局に連行された漁船が所属する北海道根室市の歯舞漁協の小倉啓一組合長はNHKの取材に対し、「私も漁協から連絡を受けたばかりで詳細は調査中だがとても心配している。早く無事に戻ってくることを願っている」と話していました。