ウクライナ旅客機のミサイル命中瞬間映像を報道 米 有力紙

イランでウクライナの旅客機が撃墜された事件について、アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」は、地上から発射されたミサイルが旅客機に命中した瞬間を捉えたとする新たな映像を入手し、報道しました。
撃墜の調査をめぐっては、国連の専門機関、ICAO=国際民間航空機関がイラン政府の要請を受け、専門家を現地に派遣する方針で国際社会が求める公正な調査が本格化しています。

「ニューヨーク・タイムズ」は14日、イランの首都テヘラン近郊に設置された防犯カメラが、ウクライナの旅客機の撃墜の瞬間を捉えたとする映像を公開しました。

2分余りの映像では最初に画面の右下の地上から上空に向けてミサイルが発射され、およそ20秒後に上空の旅客機に命中する瞬間や、それから10秒後に2発目のミサイルが発射されて旅客機に再び命中する様子が捉えられているとしています。

映像では旅客機はその後、上空で炎に包まれながら下降していきますが、途中で画面から外れ墜落の瞬間は記録されていません。

撃墜の調査をめぐっては、民間航空機の安全な運航に取り組む国連の専門機関、ICAO=国際民間航空機関はイラン政府からの要請を受け、専門家を現地へ派遣することを13日発表しました。

墜落現場では、すでにウクライナなどの関係国が調査を開始していて、国連機関も交えて国際社会が求める原因究明に向けた公正な調査が本格化しています。