カンボジア前最大野党党首の初公判 国家反逆罪問われ争う姿勢

カンボジア前最大野党党首の初公判 国家反逆罪問われ争う姿勢
フン・セン首相による長期政権が続くカンボジアで、国家反逆の罪に問われている前の最大野党の党首の初公判が、首都プノンペンで開かれました。裁判をめぐっては、国際社会などから批判の声もあがっていて、今後の審理の行方に関心が集まっています。
30年以上にわたってフン・セン首相が国の実権を握るカンボジアでは、前の最大野党の党首を務めていたケム・ソカ氏が、外国勢力と共謀して国家に敵対的な行為を企てたなどとして、国家反逆の罪に問われています。

15日は、首都プノンペンの裁判所でケム・ソカ氏の初公判が開かれました。

これを前に、自宅でメディアの取材に応じたケム・ソカ氏は「私は完全に無実であり、みずからにかけられた罪を取り下げるよう要求するために裁判所に向かう」と述べ、徹底的に争う姿勢を強調しました。

裁判をめぐっては、国際社会や人権団体から「政治的な動機に基づくものだ」などと批判の声があがっていますが、フン・セン首相は、内政干渉だと反発しています。

EU=ヨーロッパ連合も、カンボジア政府に対して経済制裁を科すかどうか、近く判断を示すことになっていて、審理の行方に関心が集まっています。