SBIホールディングスと福島銀行が共同店舗をオープン

SBIホールディングスと福島銀行が共同店舗をオープン
ネット金融と地方銀行という異色の組み合わせで資本提携した「SBIホールディングス」と「福島銀行」が15日、福島県郡山市に共同の店舗をオープンさせました。地方銀行を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、収益力の向上につながるか注目されます。
共同店舗は、郡山市にある福島銀行の支店の2階に設けられ、関係者がテープカットをしてオープンを祝いました。

この店舗には、SBIグループと福島銀行の社員合わせて4人が常駐し投資信託などを販売します。

SBIは、各地の地方銀行と共同店舗の運営を進めていて、ネット上で取り扱ってきた金融商品を地方の顧客に販売するねらいがあります。

福島銀行にとってもSBIが提供する新たな金融商品を扱うことで顧客へのサービスを拡大することができます。

福島銀行は、去年11月に資本提携を決めたあと、印鑑などがなくてもネット上で口座を開設できるSBIのシステムを導入しています。

金融とITを組み合わせた「フィンテック」も活用して収益力を強化する考えです。

低金利が続き地方銀行を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、ネット金融との提携が収益力の向上につながるか注目されます。

資本提携 両社の社長は…

セレモニーのあと取材に応じた福島銀行の加藤容啓社長は「地方銀行は対面での販売を強みとしていて、SBIとともに金融商品を販売することで地域に貢献できると考えている。今回の提携で、ビジネスモデルの幅を少しずつ広げ、地銀の経営を変えていきたい」と話していました。

一方、SBIマネープラザの太田智彦社長は、福島銀行について「地域に根ざした営業基盤を持っていることが非常に魅力的だと感じた。福島銀行単独ではお届けできなかった商品やコンサルティングサービスを届けていきたい」と話していました。