フィリピン マニラ近郊の噴火 避難者4万人超 火山性地震続く

フィリピン マニラ近郊の噴火 避難者4万人超 火山性地震続く
フィリピンの首都マニラ近郊で起きた火山の噴火で、避難者はこれまでに4万人を超えました。フィリピンの火山観測機関は火山性地震が続いていることなどから、現在の警戒レベルを数週間維持する可能性もあるとしています。
フィリピンの首都マニラの南およそ60キロにあるルソン島のタール火山の噴火は噴煙が一時、最大で1万5000メートルの高さに達し、周辺の地域に大量の火山灰が降りました。

フィリピンの火山観測機関「火山地震研究所」の15日朝の発表によりますと、いまも噴煙はおよそ1000メートルの高さまで上がっていて、これまでに460回を超える火山性地震が起きたとしています。

噴火の警戒レベルは上から2番目のレベル4のままで、フィリピン当局によりますと、200か所余りの避難所におよそ4万3000人が避難しているということです。

火山地震研究所のトップは地元メディアのインタビューの中で、噴煙や火山性地震が続き再び大きな噴火が起きるおそれがあることから、現在の警戒レベルを今後、数週間維持する可能性もあると話していて、健康被害の拡大や避難生活の長期化が懸念されています。

一方、フィリピンの航空当局によりますと、15日、マニラ国際空港を発着する便は平常どおり運航されているということです。