通常国会を前に与野党それぞれ会談 野党は汚職事件追及で一致

通常国会を前に与野党それぞれ会談 野党は汚職事件追及で一致
通常国会を前に、与党側は、今年度の補正予算案の早期成立と新年度予算案の今年度内の成立に万全を期す方針を確認しました。一方、野党側は、IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件などについて追及を強める考えで一致しました。
来週20日に召集される通常国会を前に、自民・公明両党の幹事長や国会対策委員長らが15日朝、東京都内で会談し、災害からの復旧・復興の費用などが盛り込まれた今年度補正予算案の早期成立と新年度予算案の今年度内の成立に万全を期す方針を確認しました。

自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し「被災地はまだ復旧・復興が非常に厳しい状況にあり、予算の裏付けをしっかりすることは大事なことだ」と述べました。

一方、野党側は国会対策委員長らが会談し、IRをめぐる汚職事件や自衛隊の中東への派遣、「桜を見る会」の問題について追及を強める考えで一致しました。

このうち「桜を見る会」については、招待者名簿が行政文書の管理簿に記載されていなかったのは公文書管理法違反にあたり看過できないとして、菅官房長官の辞任を求めることを確認しました。

立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「公文書は国民の財産だ。菅官房長官が、みずから違反を認めている以上、責任をとってもらうのがいちばんだ」と述べました。

自民 森山国対委員長「よく説明し国民に理解を」

自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し、IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件について「現職の国会議員の逮捕は非常に遺憾だが、IRがどういうものなのか説明が足りない感じがしている。よく説明し、日本の発展に貢献していくことを国民の皆さんに理解してもらう必要がある」と述べました。

立民 安住国対委員長「IR整備法廃止を」

立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に対し「汚職事件について政府側に説明を求めるとともに、IR整備法を廃止する法案を国会に提出し、野党で力を合わせて闘っていきたい。横浜などで反対している人たちとも一緒になって、誘致を断念させる運動に発展させる」と述べました。