英ジョンソン首相 スコットランドの独立問う住民投票認めず

英ジョンソン首相 スコットランドの独立問う住民投票認めず
イギリスのジョンソン首相は、北部のスコットランドがイギリスからの独立の是非を問う住民投票の実施を求めていることについて、住民は6年前に行われた住民投票で独立しないという民意をすでに示したとして、認めない考えを明らかにしました。
スコットランドでは2014年に行われた住民投票で独立は否決されましたが、その後イギリスがEUからの離脱を決めたことで、独立を求める声が改めて高まっていて、先月行われた総選挙でも独立を求めるSNP・スコットランド民族党が大きく躍進しました。

住民投票を行うにはイギリス政府の同意が必要で、SNPの党首でもあるスコットランド自治政府のスタージョン首相は、独立の是非を問う住民投票を再度行うよう求める書簡をジョンソン首相に送っていました。

ジョンソン首相は14日、スタージョン氏に宛てた書簡を公表し、住民投票を再度実施することは認めないという考えを明らかにしました。

その理由として、6年前の住民投票は一世一代のものとして行われ、すでに住民は連合王国としてのイギリスにとどまる民意をはっきり示したとしています。

また、再び住民投票を行えば、政治的な停滞が続くことになるとしています。

これに対しスタージョン首相は、「与党・保守党などは、結果を恐れて、民主主義を阻止しようとしている」などとツイッターに投稿し、今月中にも新たな対抗措置にうったえる構えをみせています。