横田めぐみさんの母親と同級生 官房長官に訴え

横田めぐみさんの母親と同級生 官房長官に訴え
中学1年生のときに北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母親と当時の同級生たちが拉致問題担当大臣を兼務する菅官房長官と面会し、すべての被害者が一刻も早く家族のもとに戻れるよう強く求めました。
面会では、めぐみさんの同級生たちが去年の活動で集めた3000筆余りの署名を菅官房長官に手渡し、代表して池田正樹さんが「拉致されてから42年もたち時間がないことを焦っています。政府みずからがチャンスを作り、早期解決につなげていただくようお願いします」と述べ、政府に主体的な取り組みを求めました。

また母親の早紀江さんは「北朝鮮いるとわかっているのに連れ戻してあげられないというこんなに苦しいことはありません。主人やほかの家族も少しずつ弱ってきますので、早く連れ戻してください。それだけが望みです」と話し、一刻も早いすべての被害者の帰国を求めました。

これに対し菅官房長官は「署名を真摯(しんし)に受け止めたい。拉致被害者と家族の皆さんの高齢化が進み、時間が限られている中で、すべての拉致被害者の帰国の実現に向けて全力で取り組んでいく」とこたえました。

面会の後、早紀江さんは「何の変わりもないことが非常に悲しいです。長い年月、ふるさとを思いながら慣れないところで暮らしている被害者は消耗することも多いでしょうし私たちも取り戻したいです。早く引き会わせていただきたい」と話しました。