桜を見る会 憲法学者ら「国に損害」背任の疑いで告発状提出

桜を見る会 憲法学者ら「国に損害」背任の疑いで告発状提出
「桜を見る会」の予算支出や参加者の数が年々増え続けたことについて全国の憲法学者など13人は「開催要領を無視して招待者の範囲を拡大し、予算を超過する支出を余儀なくさせ国に損害を与えた」などと主張し14日、背任の疑いで安倍総理大臣に対する告発状を東京地方検察庁に提出しました。
桜を見る会をめぐっては開催要領で招待者の範囲はおよそ1万人としていますが、実際に参加した人の数は年々増加し、去年はおよそ1万8200人に上ったほか、去年の支出額も予算額の3倍を超える5500万円余りとなっています。

これについて全国の憲法学者など13人は14日、背任の疑いで安倍総理大臣に対する告発状を東京地方検察庁に提出しました。

告発状では「安倍総理大臣はみずからや妻の昭恵氏、それに後援会員らの利益を図る目的で、開催要領を無視して招待者の範囲をほしいままに拡大した」としたうえで、「国に予算を超える支出を余儀なくさせて、平成27年以降の5年間で合わせて1億5000万円余りの損害を与えた」などと主張しています。

告発した神戸学院大学の上脇博之教授は会見で、「総理大臣が国の予算を私物化し自分の利益のために使ったのであれば、見過ごすわけにはいかない」と話しています。

官房長官「コメントは差し控えたい」

菅官房長官は午後の記者会見で、「事実関係を承知していないので、コメントは差し控えたい」と述べました。