新人警察官に震災の教訓や経験を伝える講演会 兵庫県警

新人警察官に震災の教訓や経験を伝える講演会 兵庫県警
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から今月17日で25年となります。これを前に当時、救助活動にあたった兵庫県警の警察官が、新人警察官に教訓や経験を伝える講演会が行われました。
講演会は、兵庫県芦屋市の警察学校で行われ新人の警察官、およそ260人が参加しました。

この中で、被災者の救助活動にあたった明石警察署の藤原克也警備課長は「当時は装備品が十分になく、がれきの下敷きになった人を助け出せないこともあった。いまはチェーンソーなどの機材が配備されている」と述べ、災害救助用の装備品を使いこなせるよう、日頃から備えてほしいと呼びかけました。

また、姫路市から救助に向かった警備部機動隊の篠原督征隊長補佐は「単独行動を取っていたら、余震で自分自身が住宅に押しつぶされそうになり仲間に助けられた。被害を広げないためにも、自分の安全を確保する冷静さが必要だ」と話しました。

参加した新人の荒川太朗巡査(21)は「きょうの講演を踏まえて1人でも多くの市民を助けられるようにしたい」と話していました。

兵庫県警では、震災以降に採用された警察官が全体の7割を超えていて、当時の教訓をいかに伝えていくかが課題となっています。