有本恵子さんが拉致の1年前に送った絵はがき見つかる

有本恵子さんが拉致の1年前に送った絵はがき見つかる
12日、60歳になった神戸市出身の拉致被害者、有本恵子さんが拉致されるおよそ1年前に、留学先のロンドンから大学時代の友人の女性に送った絵はがきが見つかりました。受け取った女性は「1日も早く恵子さんを帰国させてほしい」と話し、帰国に向けた政府の取り組みを求めました。
有本恵子さんは37年前の昭和58年、23歳の時にロンドンでの留学を終えてヨーロッパを旅行中、北朝鮮に拉致され帰国を果たせないまま12日、60歳の誕生日を迎えました。

こうした中、恵子さんが拉致されるおよそ1年前に、留学先のロンドンから大学時代の友人の女性に送った、絵はがきが見つかりました。

ロンドン中心部にある議会の時計台「ビッグベン」が描かれた絵はがきには、恵子さんが「こちらにきて5日目ですが、すぐ近くに観光名所があり、とてもすてきです。下宿先の家族の人もとても親切なので楽しくやっていけそうです」などと記していて、念願だった留学生活を楽しんでいる様子がうかがえます。

絵はがきを保管していた60歳の女性は「大学時代、恵子さんがロンドンに留学したいと話していたので、拉致されたと知った時はとても驚きました。北朝鮮は1日も早く帰国させてほしいです」と話し、帰国に向けた政府の取り組みを求めました。