国内初のMOX燃料の取り出し始まる 愛媛 伊方原発

国内初のMOX燃料の取り出し始まる 愛媛 伊方原発
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機で、プルトニウムとウランを混ぜた使用済みの「MOX」燃料の取り出しが、国内の商業用の原発として初めて始まりました。
伊方原発3号機では、先月下旬から定期検査が始まり、原子炉に格納されている157体の核燃料を取り出す作業などが行われます。

中にはプルトニウムとウランを混ぜた「MOX燃料」も16体含まれていて、国内の商業用原発で使用済みの「MOX」燃料が取り出されるのは初めてだということです。
14日、伊方原発では原子炉から取り出され、「使用済み燃料ピット」という大型のプールに移された「MOX燃料」が報道関係者に公開されました。

使用済みのMOX燃料の取り出しは、16日までに完了する見通しですが、プールで保管したあと持っていく場所は、現在は決まっていないということです。

また原子炉には、新たなMOX燃料5体が入れられますが、こうした作業はことし3月に実施されるということです。

四国電力は「作業は順調に進んでいる。引き続き、安全第一に進めていきたい」としています。

一方、今回の伊方原発3号機の定期検査では、12日、核分裂反応を抑える制御棒1体が誤って引き抜かれるトラブルが発生していて、四国電力は原因の調査も並行して行っています。